環境対応

1.グリーン購入法について

「スタイロフォーム」は全製品において判断基準を満たしており、グリーン購入法適合製品として安心してお使いいただけます。
「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」(グリーン購入法)が平成12年5月31日に公布され(平成12年法律第100号)、平成13年4月1日から施工されています。

この法律は、国の機関などが物品を調達する際、環境への負荷が少ないものを調達するように定めたもので、独立行政法人、地方公共団体、事業者、国民等についてもグリーン購入に努めるべきとし、国全体の環境物品の需要を促進して地球環境を保護しようとするものです。具体的には、グリーン購入法に適合する「特定調達品目」とその「判断基準」を定め、この基準に適合した製品が「グリーン購入法適合製品」となります。

「特定調達品」における「断熱材の判断基準」は下記の通りです。

環境物品等の調達の推進に関する基本方針

2.シックハウス対策

スタイロフォーム ( 押出法ポリスチレンフォーム保温板 )は、告示対象外建材です。
告示対象外の建材については、ホルムアルデヒドの発散がほとんど認められないことから規制を受けることなく、使用することができます。(国土交通省 告示第1113号~1115号)

シックハウス(室内空気汚染)対策として、厚生労働省が下表の化学物質について室内濃度指針値を定めています。スタイロフォームの製造工程では、これらの化学物質は使用していません。スタイロフォームの主原料であるポリスチレンの不純物に由来する極微量の物質が、製品から放散する可能性がありますが、一般的なご使用方法では、スタイロフォームに由来する化学物質の室内濃度は指針値よりも充分に低い数値にとどまります。

【ホルムアルデヒド発散建材】⑭ 断熱材

  • ロックウール断熱材

  • グラスウール断熱材

  • 吹込み用グラスウール断熱材

  • ユリア樹脂又はメラミン樹脂を使用した断熱材

4VOC基準適合

スタイロフォームは、工業会において「押出法ポリスチレンフォームからのVOC放散速度の表示に関する管理規定」及び「押出法ポリスチレンフォームからのVOC放散速度の表示制度に関する表示規定」に適合していることが確認され、「登録証」と「登録番号」が付与されました。

【登録番号と製品名】

表示登録番号 製品名
XPS-0007 スタイロフォームIB
XPS-0008 スタイロフォームTM
XPS-0009 スタイロフォームWX
XPS-0011 スタイロフォームB2
XPS-0012 スタイロエースⅡ
XPS-0013 スタイロフォームEK-Ⅱ
XPS-0014 スタイロフォームGK-Ⅱ
XPS-0015 スタイロフォームAT
XPS-0028 スタイロフォームEX
XPS-0031 スタイロフォームFG

【SDS(安全データシート)への記載例】

押出発砲ポリスチレン工業会
4VOC放散適合表示
適合表示 4VOC標準適合
登録番号 XPS-0007
登録製品名 スタイロフォームIB
登録事業者名 ダウ化工株式会社
問合せ先 押出発砲ポリスチレン工業会HP
  • ※4VOC基準適合:(一社)日本建材・住宅設備産業協会の登録商標

3.ノンフロン宣言

スタイロフォームは、オゾン層破壊、地球温暖化といった地球規模の環境問題に対応した、「環境対応型断熱材」です。オゾン破壊係数ゼロ及び地球温暖化係数の小さい代替物質を先取りして実践しています。1種・2種・3種の全てのグレードをノンフロン化しました。

フロンガスは、断熱性能に優れ、化学的に安定・安全であることから、プラスチックの発泡剤として長く使われてきました。弊社でもCFCを使用していましたが、オゾン層に影響があることが分かり、モントリオール議定書等による規制を受けることとなりました。 弊社では、モントリール議定書に定められたCFCの全廃時期(1995年)よりも、5年早く同業他社に先駆けてCFCからHCFCへの切替えを完了しました。

1989年 札幌工場の全製品からCFCを全廃し、HCFC系発泡剤に移行
1990年 鹿沼・笠岡工場の全製品からCFCを全廃し、HCFC系発泡剤に移行
1995年 鹿沼・笠岡工場で1種製品からHCFCを全廃し、ノンフロンに移行
2005年 全工場で全製品からHFCを全廃し、全製品のノンフロン化を達成

【フロンとは…】

正式名称をフルオロカーボン(フッ素系炭化水素化合物)と言い、そのうち現在では、CFC(クロロフルオロカーボン)、HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)等がオゾン層破壊物質とされています。

4.リサイクル推進

「広域認定制度」を活用し、製品から製品へのレベルリサイクルを進めています。

環境への取り組みとして、資源の循環的な利用の観点から廃棄物の減量と資源の有効活用を図る目的で製品のリサイクルを推進しています。

環境省から「産業廃棄物広域認定制度」の認定を取得し、契約工場内に於いて「スタイロフォーム」、「ウッドラック」の加工で不要となって廃棄する端材を回収し、生産工場等で再資源化、製品の原料として再利用するリサイクルシステムを構築し実施しています。

【広域認定範囲】

認定年月日 平成17年3月8日
認定番号 第57号
対象産業廃棄物 押出発泡ポリスチレン板が産業廃棄物となったもの
輸送方法 認定証記載の運送会社 (製品輸送の帰り便が原則)
再生方法 破砕→溶融・押出→冷却→造粒→原料として利用
処理を行う区域 全国

回収・リサイクル

お客様からリサイクルのご相談やご依頼があった場合、下記のフローに従い手続きを進めていきます。
法令を遵守した処理が要求されますので、本システムをご利用されるお客様は当社と「産業廃棄物処理委託契約」を締結させていただきます。

回収・リサイクル

  • ※「産業廃棄物処理委託契約」締結の相談は所轄の営業担当へ声を掛けてください。
  • 回収対象

    当社が製造し販売した製品の端材が対象です。

  • 回収方法

    回収は製品輸送の帰り便で行います。端材だけの回収や巡回回収は行っていません。

  • 端材品質

    受入基準を満たす端材に限ります。

  • 適正処理

    回収した端材は、当社の処理施設にて再資源化(仕分、破砕・溶融・成形・ペレット造粒)し製品の原料として再利用します。

  • 処理費用

    有償となります。回収に伴う運賃、リサイクルに要する費用をご負担いただきます。

端材回収の仕組み

スタイロフォームウッドラックの再生処理

スタイロフォーム及びウッドラックの原料は「ポリスチレン樹脂」です。
ポリスチレン樹脂の熱によって可逆的に流動性・変形・固化する性質(熱可塑性)を活かし、自社ならび委託加工場で発生した端材を以下の再生方法で再資源化し、スタイロフォーム及びウッドラックの原料として再使用し、資源の有効活用を図っています。

スタイロフォーム、ウッドラックの再生処理

回収した端材・残材は、弊社の処理施設にて仕分、破砕・溶融・成型・造粒工程を経て、再生ポリスチレンとし、製品の原料として使用します。