ドースイライナー

床用断熱排水パネル

床用断熱排水パネル

耐圧強度に優れたスタイロフォームに、湧水排水用の溝を加工した排水パネル。
ドースイライナーを敷き込み、押えコンクリートを打設するだけで低床湧水処理層・断熱層を一挙に形成する製品です。

ドースイライナーの特長

1.工期短縮

敷き込むだけで湧水処理と断熱工事が完了。
結露防止効果も大きく、居室、トランクルーム、店舗に最適。

2.コストダウン

他社製品に比べ、押えコンクリートが必要最低限の量で施工可能なため、コストメリット大。

3.豊富なラインナップ

水勾配に合わせた豊富なラインナップ、大規模現場に最適。

ドースイライナーの優れた断熱

ドースイライナーの優れた断熱

【日本の夏】

日本の夏はたいへん蒸し暑く、盛夏でも19℃くらいが外気の露点温度となります。
したがって、建築物の地下空間に蒸し暑い外気がそのまま流入する構造になっていると、床表面温度が露点温度以下になり結露が発生しやすくなります。たとえ空調された空間であっても、夜間に空調を止めたり、外気が流入することがあれば同様です。
ドースイライナーによる断熱は結露防止の措置としてきわめて優れた効果を発揮します。

【日本の冬】

日本の冬は室温(22℃前後)に対し、床下(マットスラブ上面)は15℃前後となっているため、温度差はあまり大きくなりません。そのため、床表面が外気 の露点温度以下になることが少ないため、結露発生の心配はあまり必要ではありません。
しかし、水流があるため熱伝達が大きく、その熱損失は膨大なものになります。このことからも床断熱はきわめて重要です。

ドースイライナーのサイズ・物性

ドースイライナーのサイズ・物性

製品名 厚さ(mm) 幅×長さ(mm) 圧縮強度(N/cm²) 自己消火性
ドースイライナー 25/30/35/40/45/50
/55/60/65/75/100
910×910 8.8
  • ※1 この圧縮強度は最大強度であり、設計にあたっては、短期荷重時の安全率は2倍(圧縮強度×1/2)、長期荷重時の安全率は3倍(圧縮強度×1/3)としてください。
  • ※上記以外の特注サイズについては、お問合せください。

基材物性

JIS A 9521:2017「建築用断熱材」 押出法ポリスチレンフォーム断熱材

JIS規格/単位 スタイロフォームIB 試験法
JIS製品記号JIS A 9521XPS1bC-
スキン層 *1 - なし -
密度 kg/m³ 20以上JIS A 9521
熱伝導率 *2 W/(m・K) 0.036以下JIS A 9521
透湿係数 *3 ng/m²・s・Pa 145以下JIS A 9521
圧縮強さ N/cm² 16以上JIS A 9521
曲げ強さ N/cm² 20以上JIS A 9521
燃焼性 *4 - 合格JIS A 9521
吸水量 g/100cm² 0.01以下JIS A 9521
ホルムアルデヒド
放散区分
- F☆☆☆☆JIS A 9521
加熱変形温度 *5 80ダウ法
線膨張係数 cm/cm・℃ 7×10-5ASTM D 696
比熱 kJ/kg・K 1.1ASTM C 351
酸素指数 *6 - 26以上JIS K 7201
  • *1:発泡プラスチック断熱材の発泡時に断熱材の表面に成形される基材の樹脂層(JISA9521用語の定議)
  • *2:第三者機関による公的データが必要な場合があります。その際は弊社までお問合せください。
  • *3:厚さ25mmの場合。
  • *4:3秒以内に炎が消えて、残じんがなく、かつ燃焼限界指示線を超えて燃焼しないこと。
  • *5:高温での使用については弊社までお問合せください。
  • *6:材料を持続的に燃焼させるために必要な最低酸素濃度。26未満は消防法の取扱いにより指定可燃物となります。

ドースイライナーの耐圧強度計算例

鉛直荷重算出

  • コンクリート単位体積重量: 2,400Kg/m³

  • コンクリートスラブ厚さH: 100mm
  • 固定荷重: 240kgf/m²
  • 積載荷重: 500kgf/m²
  • 鉛直荷重(=固定荷重+積載荷重)W: 740kgf/m²

ドースイライナーの強度計算

  • 製品圧縮強さ: 8.8N/cm²(=0.90kgf/cm²)

  • 安全率(長期の場合): 3
  • 製品許容圧縮応力: 0.30kgf/cm²

W0.074kgf/cm²<Fc 0.30kgf/cm²・・・適合

ドースイライナー圧縮歪み計算

  • 製品厚みd: 50mm

  • 製品圧縮弾性率E :100kgf/cm²(参考値)
  • 圧縮歪み量δ=(W/E)×d